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AM3Dの入力形式・表示形式・再生アプリ
入力モードと表示モード
Depth Anything V2系のWindows版およびAnything Media 3D Viewerでは、主に3つの入力モードが整理されています。
| モード | 入力 | 処理 | 想定用途 |
|---|---|---|---|
| 画面ミラーリングモード | PC画面、特定ウィンドウ、マルチモニター | 画面キャプチャを取得し、AIで深度推定して立体表示 | ライブ映像、ブラウザ、デモ画面 |
| ビデオファイルモード | MP4 / MOV / AVIなど | フレームごとに深度推定。リアルタイム再生または事前処理を選択 | 展示映像、コンテンツ制作 |
| 静止画モード | PNG / JPGなど | 1枚の画像から深度マップと3Dメッシュを生成 | 写真、イラスト、ポスター |
画面キャプチャ機能を使う場合は、表示対象の権利や利用規約に注意が必要です。商用コンテンツ、DRM付きコンテンツ、第三者が権利を持つ映像をキャプチャして展示・配布・公開する場合は、権利者の許諾および各サービスの利用規約に従う必要があります。
RGBD SBS、Quilt、レンチキュラーの形式
AM3Dでは、2D動画からすぐにレンチキュラー動画を作るのではなく、まずRGBD SBS形式を中間形式として扱います。
RGBD SBS
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| コンテナ | MP4 |
| 左半分 | カラー映像 |
| 右半分 | 深度マップ |
| 深度値 | 8bitグレースケール、0〜255 |
| 深度表現 | 標準設定では白が近い、黒が遠い |
| 幅 | 出力解像度の2倍 |
| 高さ | 出力解像度と同じ |
| 音声 | 元動画から引き継ぐ構成が検討された |
| 注意 | 相対深度であり、絶対的なメートル値ではない |
Quilt
Quiltは、複数視点の画像をタイル状に並べた形式です。Looking GlassはこのQuiltを使って、多視点の立体表示を行います。
| デバイス | 推奨ビュー数 | レイアウト | 1ビュー解像度 | 合計解像度 |
|---|---|---|---|---|
| Looking Glass Portrait | 48 views | 8×6 | 420×560 | 3360×3360 |
| Looking Glass 16インチ | 48 views | 8×6 | 480×270 | 3840×1620 |
| Looking Glass 27インチ | 45 views | 9×5 | 256×256 | 2304×1280 |
| Looking Glass Go | 48 views | 8×6 | 210×280 | 1680×1680 |
レンチキュラー
レンチキュラーは、Looking Glass個体のキャリブレーション値を反映した最終表示用映像です。レンチキュラー形式で書き出したデータは、そのLKG個体専用になり、別個体では正しく見えない可能性があります。
Quilt再生アプリでは、Quilt画像・動画をレンチキュラーPNG / MP4へ変換し、保存・再生する構成が記録されています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画像出力 | レンチキュラー画像として保存 |
| 動画出力 | レンチキュラー動画として保存 |
| 再生制御 | 再生リストやループ設定をJSONで管理 |
| 画像フレーム | 連番画像として扱う構成 |
| 注意 | キャリブレーション値に依存するため、別個体での再利用には向かない |
Quilt / レンチキュラー再生アプリ
AM3Dには、2D→3D深度推定だけでなく、Quilt再生・レンチキュラー保存機能もあります。これは、Quiltからレンチキュラーへの変換負荷を下げ、展示再生を安定させる目的で整理されています。
| コンポーネント | 役割 |
|---|---|
QuiltImagePipeline / QuiltImagePipelineImproved | Quilt画像を開き、レンチキュラー変換処理を呼び出す |
QuiltVideoPipeline | Quilt動画の一括処理。抽出、合成、再多重化、FFmpegフォールバックを含む |
QuiltNameParser | <stem>_<Cols>x<Rows>_a<Aspect>.png 形式からタイル数とアスペクト比を解析 |
LenticularBaker / LenticularBakerImproved | QuiltからTexture2DArrayを生成し、レンチキュラー合成してPNG保存 |
CalibrationSync | pitch、slope、center、viewCone、DPIなどをマテリアルやShader Globalへ反映 |
LenticularPlayer | 再生制御JSONを読み、画像・動画を再生 |
FFmpegRunner | FFmpegをサブプロセス起動し、ログを見ながらリトライ |
LKGFolderLayout | 保存フォルダ規約と相対パス正規化 |
BridgeInterface | Looking Glass Bridge接続とLKGディスプレイ列挙 |
改善版のレンチキュラー合成シェーダーには、段差・暗化対策として、なめらかなビューブレンド、ガンマ補正、適切なフィルタリング、sRGB対応などが含まれています。
主な出典: LKG キルト:再生アプリ3